Nocturn Sport for Sweepstakes:スイープステークス型スポーツブック
スロットしかないスイープステークスカジノでは、スポーツ好きのプレイヤーに行き場がありません。Nocturn Sport for Sweepstakesは、Gold CoinsとSweep Coinsでチケット1枚ずつ動く本格的なスポーツブックを加えます。
2026年10月29日 更新
スイープステークス型のブランドはカジノコンテンツで大きく伸びてきましたが、スポーツベットにはほとんど手が回っていませんでした。一般的なスポーツブックは、プレイヤー1人に現金ウォレットが1つあることを前提に作られています。ところがスイープステークスのプレイヤーは2種類のコインを持ち、どちらで遊ぶかをその都度自分で決めます。Nocturn Sport for Sweepstakesは、この2コイン方式のために用意した独立の製品ラインです。オッズ、マーケット、ライブベットの中身は、事業者がすでにNocturn Sportから受け取っているものと同じ。変わるのは、チケットを何で買い、何で受け取るかという一点です。
このページでは、事業者の目線で全体像を順に追っていきます。2つのコインがベットスリップ上でどう扱われるのか、チケットの価格と精算を具体的な数字で見るとどうなるのか、どの競技とマーケットを開けるのか、スイープステークス向けベッティングソフトウェアを既存のプラットフォームにどうつなぐのか、そしてスイープステークスの運用ルールのうちどこがブランド側に残るのか。要点だけ知りたい方は、ページ末尾のよくある質問から読み始めても構いません。
Gold CoinsとSweep Coins:コインは2種類、ベットスリップは1枚
- Gold Coins(GC)は楽しむためのコインです。遊ぶためだけのもので、何かと交換されることはありません。パックに何枚のGold Coinsを付けるかは、ブランドがそれぞれ決めます。
- Sweep Coins(SC)はプロモーション用のコインです。20 USDのパックには20.00 SCが付き、支払った1米ドルにつき必ず1 Sweep Coinという関係は変わりません。郵送応募やデイリーボーナスで配ることもでき、賞品への引き換えルールはブランドが独自に設定します。
プレイヤーはチケットを確定する前に、ベットスリップでGold CoinsかSweep Coinsのどちらかを選びます。1枚のチケットに使えるのは常に1種類のコインだけです。コンボでGCの選択とSCの選択を組み合わせることはできず、賭け金はすべて選んだ側の残高から引き落とされます。
画面上では、この切り替えスイッチが賭け金の入力欄のすぐ上にあります。GCをタップするとGold Coinsの残高と上限が表示され、SCをタップすると両方がSweep Coinsの数字に入れ替わります。スリップに表示されるオッズはコインを替えても動きません。ある結果の価格は、プレイヤーがそこに何を賭けるかとは関係がないからです。変わるのは、引き落とされる残高、適用される上限、そしてチケットが戻ってくるときのコインです。
数字で見る:GCとSCのチケットの動き
仕組みは、いくつかの具体的なチケットで追うのがいちばん分かりやすいでしょう。以下のオッズはすべてデシマル表記で、数字は説明用の例です。実際の配信価格ではありません。
Gold Coinsのシングル
手元に40,000 GCと12.50 SCを持つプレイヤーがいるとします。プレミアリーグの一戦でホームチームの勝ちに2.40で5,000 GCを賭けました。確定した時点でGold Coinsの残高は35,000 GCに減り、Sweep Coinsの12.50 SCはそのまま、読み出されることすらありません。ホームチームが勝てば5,000 × 2.40 = 12,000 GCが戻り、Gold Coinsの残高は47,000 GCになります。負けた場合、追加で起きることは何もありません。5,000 GCはチケットを出した時点ですでに引かれているからです。
Sweep Coinsのシングル
同じプレイヤーが次に、NBAの合計得点221.5オーバーに1.85で2.00 SCのチケットを出します。Sweep Coinsの残高は12.50から10.50 SCへ。的中すれば2.00 × 1.85 = 3.70 SCが戻り、残高は14.20 SCになります。Sweep Coinsの金額は小数点以下2桁で扱います。ブランドがパックや引き換えで使っている精度と同じなので、スリップと残高のあいだで端数の食い違いが出ることはありません。
Sweep Coinsのパーレー
NFLの日曜日に3つの選択を組みます。マネーラインが1.90、スプレッドが1.75、合計得点が2.10。組み合わせたオッズは1.90 × 1.75 × 2.10 = 6.98で、プレイヤーが確定する前からスリップに表示されます。1.00 SCのパーレーなら、3つすべてが当たれば6.98 SCが戻ります。どれか1つでも外れればチケットは負けです。チケットがSweep Coinsなので、選択もすべてSweep Coinsになります。SCのパーレーにGold Coinsの選択を足そうとしても、スリップが受け付けません。
無効になった場合:パーレーの中と外
1.75の選択の試合が延期になり、無効扱いになったとします。パーレーは負けにはなりません。無効の選択が外れ、チケットは1.90 × 2.10 = 3.99の2点パーレーとして続きます。的中すれば3.99 SCが、やはりSweep Coinsで戻ります。シングルの無効はもっと単純です。最初の例の5,000 GCはそのままGold Coinsの残高に戻り、Sweep Coins側は少しも動きません。
再精算
まれに、精算が済んだあとで試合結果が訂正されることがあります。公式記録が修正された場合などです。その際チケットは訂正後の結果で精算し直され、差分はチケットのコインで計上されます。たとえば2.00 SCのNBAチケットに3.70 SCが支払われたあと、訂正で負けに変わったなら、その3.70 SCはSweep Coinsの残高から差し戻されます。Sweep Coinsの訂正をGold Coinsで埋め合わせることはなく、その逆もありません。
精算は必ずチケットと同じコインで
スイープステークス型スポーツブックを整然と保つルールはこれだけです。チケットがどんな結末になっても、精算は購入したときのコインで行います。
- 的中:GCチケットならGold Coins、SCチケットならSweep Coinsで払い戻しが入ります。
- 無効・中止になった試合:賭け金は、引き落とされた元の残高に戻ります。
- 精算後の結果訂正:再精算も同じルールで処理され、一方のコインからもう一方へ何かが移ることは決してありません。
事業者にとっては、プレイヤーの残高にあるSweep Coinsの1枚1枚を、パック、配布、精算済みのSCチケットのいずれかまでさかのぼれるということです。Gold Coinsも同様に、パック、ボーナス、GCチケットのどれかにたどり着きます。引き換え担当のチームがアカウントを確認するとき、スポーツブックの履歴はカジノの履歴と同じ形で読めます。動きごとに1行、それぞれにコインの種類が付いています。
スイープコイン対応スポーツブックで開ける競技とマーケット
GC/SCモードでも、Nocturn Sportのラインナップはそのまま使えます。サッカー、バスケットボール、テニス、アイスホッケー、アメフト、MMA、eスポーツなどです。マーケットは勝敗、ハンディキャップ、合計(オーバー/アンダー)、正確なスコアなどがそろい、試合が対応していればライブベットも開けます。大会の全体はリーグ一覧に、マーケットの種類ごとの説明はベッティングマーケット解説にまとめています。
プレイヤーの大半がアメリカにいるブランドなら、カレンダーの軸は4大リーグと格闘技になります。9月からはNFLが週末を引っ張り、全試合にスプレッド、合計、マネーラインが並びます。冬の平日夜はNBAとNHLが埋め、ほかのリーグが静かになる夏はMLBのシーズンが毎日の試合を途切れさせません。土曜日にはUFCの大会がファイトナイトの山場を作ります。これらのリーグ以外の野球やボクシングもカバーしているので、シーズンの合間にボードが空っぽになることはありません。
ライブベットにも、試合前と同じコインのルールが適用されます。アイスホッケーの試合中にインプレーのマーケットを開いたプレイヤーは、試合開始前と同じようにスリップでGCかSCを選びます。価格は試合の流れに合わせて動き、スリップで選んだコインがそのまま精算のコインになります。インプレーの価格の動き方はライブベットガイドで、複数の選択を組むチケットの計算はアキュムレーターガイドで解説しています。
賭け金の上限は競技ごと、コインごとに設定できるため、Sweep CoinsのチケットだけGold Coinsより控えめに抑えておくこともできます。
スイープステークス向けベッティングソフトウェア:API連携の流れ
スイープステークス向けのベットは、通常のスポーツブック連携とは切り離された専用のAPIネームスペースと、専用のウォレットコールで動きます。すでにNocturn Sportを運用している事業者は今の構成をそのまま残し、その上にスイープステークス用のコールを足すだけです。
- Gold CoinsとSweep Coinsを1回で返す残高コール
- ブランドが設定するパック(Sweep Coinsの枚数は常に米ドル建ての価格と一致)
- チケットのコインを載せて送るベット・精算・ロールバックの各コール。取引IDが一意なので、同じコールが繰り返されても二重払いにはなりません
- 選んだ残高が足りないときの明確な拒否応答。もう一方のコインには触れません
典型的な連携は、おおむね次の順番で形になっていきます。
- 残高。プレイヤーがスポーツブックを開くと、事業者のウォレットに両方の残高を1回のコールで問い合わせます。返ってくる応答にはGold CoinsとSweep Coinsの数字が並んでいて、ベットスリップはプレイヤーが選んでいるほうを表示します。
- ベット。確定されると、スポーツブックは賭け金、チケットのコイン、取引IDを付けたベットコールを送ります。ウォレットはその残高だけを引き落として確認を返します。選んだ残高で賭け金をまかなえなければウォレットは拒否し、チケットは成立せず、もう一方のコインはまったく元のままです。
- 精算。結果が出ると、払戻額と同じコインを載せた精算コールが届きます。外れたチケットは0で精算され、的中ならコールで指定された残高に金額が入り、無効なら元の賭け金が戻ります。
- ロールバック。タイムアウトなどでベットコールが確認されなかった場合は、ロールバックコールで取り消し、賭け金を元のコインに戻します。結果訂正による再精算は独立した動きとして届き、ここでもコインの種類が付いています。
- 冪等性。すべてのコールに一意の取引IDがあります。ウォレットはそれを保存し、同じコールが再び来たら、二度目の引き落としや入金はせず最初の結果を返します。混み合う日曜の午後にはネットワークでパケットが落ちることもあります。再送が二重払いに化けないのは、この仕組みのおかげです。
- 上限。最低・最高賭け金は競技ごと、コインごとに設定します。どのサッカーの試合でもGold Coinsの大きなチケットは認めつつ、下位カテゴリーの大会ではSweep Coinsのパーレーに上限をかける、といった使い分けも可能です。
すべての段階を貫くルールは、チケット1枚にコイン1種類ということです。コインはチケットが作られた時点で決まり、そのチケットに関する以後のコールすべてに付いて回ります。だからウォレットが、どの残高に属するお金なのかを推測する必要はありません。
本人確認、引き換えの最低枚数、プレイスルー条件は、事業者のバックオフィスに残ります。同じスポーツブックはホワイトラベルのスポーツブックとしても、スポーツブックAPI経由でも提供しています。
スイープステークスのルールはどう分担するか
Nocturn Sportが受け持つのはベットの部分です。オッズ、マーケット、チケットの受付、正しいコインでの精算。プロモーションをスイープステークスたらしめる要素はすべて、それを運営するブランドの側に残ります。スポーツブックは、そうした要素に手を加えずにそのまま組み合わせられるよう設計されています。
- 公式ルール。スイープステークスの規約は事業者がそれぞれ公開します。Sweep Coinsの入手方法、使い道、賞品の受け取り方などです。スポーツブックはコインの仕組みに従うだけで、規約そのものは事業者のものです。
- 無料での参加。プレイヤーは何も購入せずにSweep Coinsを受け取れます。よくあるのは郵送による応募(AMOE、代替参加方法とも呼ばれます)やデイリーボーナスです。こうしたコインは事業者がSweep Coinsの残高に入れ、ほかのSweep Coinsと同じようにSCチケットに使えます。
- 引き換え。Sweep Coinsを賞品に替える手続きは、すべて事業者が扱います。最低枚数、プレイスルー、受け取り方法、タイミングもそうです。スポーツブックが何かを引き換えることはなく、SCの賭け金と払戻額をウォレットに報告するだけです。
- 本人確認。引き換え前のKYCは、事業者がカジノ側ですでに使っているツールで行います。
カジノもスポーツも同じ2つのコインで
スイープステークス型ブランドの多くは、スロットとスポーツを1つのアカウントにまとめたいと考えています。SoftAggregatorのスイープステークス向けカタログを使えば、カジノ側も同じGold CoinsとSweep Coinsで動くので、プレイヤーは残高を切り替えずにスロットからサッカーのチケットへ移れます。
GCとSCのソーシャルスポーツブックを使うのは誰か
同じ製品が、いくつかのタイプの事業者に合います。違いは主に、どこから出発するかです。
- スポーツを加えたいスイープステークスカジノ。いちばん多いケースです。コインのウォレット、パック、引き換えの流れはすでにあり、スポーツブックはスイープステークス用のコールでそこにつながります。スロットのロビーの隣にスポーツのタブが現れ、日曜日にサッカー観戦のため離れていたプレイヤーにも、残る理由ができます。
- ソーシャルカジノ。Gold Coinsの経済圏を運営しているブランドは、まずGCだけでスポーツブックを開き、プレイヤーに娯楽用コインで応援チームを追ってもらえます。スイープステークスのプロモーションを始めると決めたら、同じ連携のままSweep Coinsを後から足せます。
- スイープステークスのプラットフォーム。複数のブランドを抱えるプラットフォーム事業者は一度つなぐだけで、ブランドごとにパックのサイズ、競技別・コイン別の上限、ブランディングを分けられます。ウォレットと規約は各ブランドがそれぞれ持ちます。
- スポーツ主体の新しいスイープステークスブランド。スロットではなくスポーツを軸にブランドを立ち上げるチームは、ホワイトラベルのスポーツブックから始めて2コインのウォレットを接続し、準備が整った段階で共通カタログからカジノコンテンツを足していけます。
米国市場向けのガイド
アメリカのブランド向けには、さらに踏み込んだ2本の記事があります。NFLの日曜日からSweep Coinsのパーレーまでを扱う米国のスイープステークスカジノがスポーツベットを加える方法と、事業者が選べる道筋を並べたスイープステークス型スポーツブック提供各社の比較です。
よくある質問
スイープステークス型スポーツブックとは何ですか?
現金ではなく2種類のコインで賭けるスポーツブックです。楽しむためのGold Coinsと、事業者のスイープステークス規約のもとで扱うSweep Coinsを使います。Nocturn Sport for Sweepstakesは、この方式に必要なオッズ、マーケット、ベット精算を提供します。
ソーシャルスポーツブックとは同じものですか?
重なる部分は多いです。ソーシャルスポーツブックはふつう娯楽用のコインだけで動き、ここではそれがGold Coinsにあたります。スイープステークス型はその上にSweep Coinsを加えたものです。どちらも同じ連携で動くので、片方から始めてもう片方へ移ることもできます。
1枚のチケットでGold CoinsとSweep Coinsを混ぜられますか?
いいえ。シングルでもコンボでも、チケットは確定前にベットスリップで選んだ1種類のコインだけで作られます。
払い戻しや無効時の返却はどのコインで行われますか?
必ずチケットと同じコインです。的中したGold CoinsチケットはGold Coinsで、的中したSweep CoinsチケットはSweep Coinsで支払われ、無効になれば賭け金は元の残高に戻ります。
パーレーの選択が1つ無効になるとどうなりますか?
無効になった選択が外れ、残りの選択でパーレーが計算し直されます。コインは最初のままです。3点のSCパーレーで1つが無効になれば、2点のSCパーレーになります。
パック1つで何枚のSweep Coinsが付きますか?
支払った1米ドルにつき1 Sweep Coinなので、20 USDのパックなら20.00 SCです。パックに含まれるGold Coinsの枚数は各ブランドが決めます。
郵送応募で得たSweep Coinsはスポーツのチケットに使えますか?
使えます。事業者がSweep Coinsの残高に入れた時点で、ほかのSweep Coinsと何も変わらず、ブランドが決めた上限の範囲内でSCチケットに賭けられます。
引き換えと本人確認は誰が担当しますか?
事業者が自社のバックオフィスで行います。スポーツブックはSweep Coinsの賭け金と払戻額をウォレットに報告するだけで、引き換えの最低枚数、プレイスルー、本人確認はブランド側に残ります。
Gold CoinsとSweep Coinsで上限を変えられますか?
はい。賭け金の上限は競技ごと、コインごとに設定するため、同じ試合でもSweep CoinsのチケットはGold Coinsより厳しめにしておけます。
今のNocturn Sport連携に影響はありますか?
ありません。スイープステークス向けのベットは別のAPIネームスペースとウォレットで動くため、現在のスポーツブック連携はそのまま使い続けられます。